香典袋のお金の入れ方。お札の向きは?ピン札はダメ?

香典袋とお金を用意し、名前・金額等を書いたら中袋にお金を入れます。お札の入れ方にはどんなマナーがあるのでしょうか。

このページでは香典袋へのお金の入れ方についてのマナーを解説します。



香典袋に入れるお金はピン札はダメなの?

香典袋に入れるお金はピン札(新札)を使わずに、使い古したお札を入れるのがマナーとされています。

ピン札(新札)だと、あらかじめ亡くなることを予測して準備していたという印象を御遺族に与えてしまうためです。

だからといって、あまりにも汚れていたり、シワの入ったお札を渡すのは相手にとってあまり気持ちの良いものではありません。清潔なお金を相手に渡すという配慮から、ピン札(新札)を入れても問題はありません。その場合には、一度お札に折り目を付けてから入れると良いでしょう。

香典袋に入れるお札の向きは?

香典袋に入れるお札の向き

香典袋に入れるお札の向きに正式な決まりは無いのであまり気にしなくても大丈夫ですが、相手がお札を取り出したときに正しい向きになるように入れるのが良い気遣いだと思います。

中袋が封筒の場合は、お札の肖像画が上になるようにして入れます。半紙などでお札を包む場合は、肖像画が下になるようにお札を置き、包みを開けたときに「千円」の文字が頭から読めるようにします。

お札を複数枚入れる場合は向きを揃えて入れるようにしましょう。

袱紗