葬儀は亡くなった方の成仏を祈る儀式、告別式は生きている人たちが亡くなった人にお別れを告げるためのものです。
葬儀・告別式に参列する前に準備すること
葬儀・告別式に着ていく喪服と、自分が仏教徒の場合は数珠を用意しておきます。
もし、通夜に参列しておらず、葬儀・告別式から参列する場合、もしくは通夜で香典を渡していない場合には香典を用意しておきます。
また、当日遅刻をしないように会場への経路と交通手段を確認しておきます。
香典を準備する
通夜に参列していない、もしくは通夜で香典を渡していない場合は香典を準備します。
香典に関するマナーは以下のページでご確認ください。
葬儀・告別式に参列するときの服装
服装に関するマナーは以下のページでご確認ください。
葬儀・告別式の流れ
本来は葬儀と告別式は別々に執り行われており、一般の弔問客は告別式から参列していましたが、最近では葬儀と告別式が続けて行われるのが一般的になっており、その場合は一般の弔問客でも葬儀から参列します。
葬儀・告別式の会場に到着
葬儀・告別式の会場には開始の10分前くらいに到着するようにします。携帯の電源は式が始まる前に切っておきます。
受付で記帳をする
受付で簡単なお悔やみを述べて香典を渡して会葬者名簿に記帳します。通夜で香典を渡している場合は昨夜も来たことを伝え記帳のみをします。
席について静かに待つ
案内に従い席につきます。このとき、遺族に直接声をかけることはせず、黙って丁寧にお辞儀(黙礼)する程度にします。また、会場に友人・知人などがいても私語は控えます。
最後の対面
出棺までの間にご遺体との最後の対面が行われますが、これはご遺族のみで行われます。その間、一般参列者は式場の外で静かに待ちます。
出棺の見送り
喪主のあいさつがあって、出棺となります。このとき、コートなどは脱いで手に持つのがマナーです。霊柩車が動き出したら頭を下げて合掌します。
通常であれば出棺を見送った後は静かに退席をしますが、ご遺族から火葬場へ同行してほしいとお願いされた場合にはできるだけ同行するのが礼儀です。